ボトムズ脳になりかけている男が、独断と偏見で『装甲騎兵ボトムズ』劇中内用語について語ったり語らなかったり、アストラギウス銀河の世界観に関して妄想をぶちまけたりするWiki。

概要

惑星クエントは、アストラギウス銀河の中心域にある不可侵宙域の惑星。装甲騎兵ボトムズの終盤、クエント編?の舞台であり、クメン編?とクエント編に登場するクエント人、ル・シャッコ?の故郷でもある。
アストラギウス銀河の文明の発祥地とされたが、7214年のクエント事変で爆発・消滅した。しかしクエントの人々と『あるもの』は爆発の瞬間ヌルゲラント?へ転送され、生き延びている。

この項では、あわせてクエントで生まれ育ってきた人種『クエント人』についても解説する。

地理

惑星全体が砂漠に覆われており、砂漠の中にまばらに鋭角的な岩石が顔を出す、という荒涼とした風景がただただ広がっている。
植物が生えている様子はないが(人間以外の)生物がいないわけではなく、猛禽類のような鳥や『砂モグラ』という巨大な環形動物のようなものが登場する。

地表のあちこちに深い谷や裂け目が無数にあり、クエント人は砂漠の寒暖差の激しい過酷な環境から身を守るため、谷の底で生活を営んでいる。ル・シャッコによると『谷の底は暑くもないし寒すぎもしない』という。
また、古代クエント文明の遺跡もシャッコの故郷の集落の奥に入口があるため、クエント人は3000年以上前から谷の底に暮らしてきたことが推察される。
星の名となっている『クエント』という言葉が『谷の底』を指すことが、彼らにとっての裂け目の重要さを物語っていると言えるだろう。
なお、劇中に登場した裂け目は1000m以上の深さがあった。

衛星(月)は少なくとも二つある。

歴史

文明の隆盛と放棄

クエントにはかつて、約85000年の歴史を誇る『古代クエント文明』が存在していた。
クエント文明は3000ほど前に頂点を迎え、その頂点の時代に現れた『異能者』は、その類い希な能力を以てアストラギウス銀河を支配せんと乗り出した。異能者たちは銀河支配のために、クエント人の身体に操作を加えることまで考えていたというが、覇権を唱える異能者はクエント人たちには受け入れられず、クエントから追放される。
そして、文明の発達が異能者を生むと悟ったクエント人は、自らその高度な文明を封印することとなった。

しかし、クエントを追放された異能者は、アストラギウス銀河各地に文明の種と争いの火種を蒔くことになった。またル・シャッコ?はクメン編終盤において、文明の封印が異能者の発生を封じるためではなく、いずれ銀河のどこかに現れる異能者に遺跡を継承するため、という可能性を示唆している。

タブー視されるクエント

クエントは以後3000年間、文明とは無縁の地となったと思われた。しかし古代クエント文明の全てが息絶えたわけではなかった。

約200年前(アストラギウス暦7000年代)、ハーゼル提督率いるバララント第8艦隊がクエント制圧を企図して降下したところ、地表面に到達した途端に消滅する、という事件が起こっている。同様の事例はいくつか存在しており、いずれも古代クエント文明の超科学力によるものとされている。

古代クエント文明の遺産は、アストラギウス銀河の諸勢力にとって魅惑的ではあるが、それを守る未知の自動防衛機構?はそれ相応の強力さを持っていた。それ故、クエントはタブーに近くなっていったのではなかろうか。

クエント事変

ギルガメス/バララント両陣営にとってタブー視されてきたクエントだが、この星をめぐる状況は7214年に一変する。『クエント事変』の発生である。
ある軍事機密をめぐってクエント軌道上でバララントとギルガメスが衝突したことをきっかけに遺跡が覚醒し、ゴモルの塔から両陣営の艦船に対して高エネルギー体が多数射出、両軍ともに多大な被害を受ける、という事態が発生する。

(なおこの事態に先行して、謎の勢力?が調査と称して50機ものATを禁断の場所とされるゴモルの塔上層部へと送り込む、という事件も起こっている)

この異常事態に対して、ギルガメス/バララントは星雲会議を開き、合同作戦でこの災厄の原因を討つことを決める。歴史学者などによる調査の結果、両陣営は原因をクエントに潜んできた『神』であるとし、その手下たる第三勢力?と、遺跡の覚醒を促したキリコ・キュービィーを標的と定める。

両軍は彼らが潜むクエント近傍の人工天体に集結するが、第三勢力を乗っ取り神の後継者を名乗り始めたキリコ・キュービィーは包囲網を強行突破、クエントへと到達する。地表面での戦闘においても両軍はキリコを止めることはできず、キリコと神との接触を許してしまう。

しかし、その直後クエントは爆発、消滅する。神はギルガメス/バララント両陣営ではなく、神の後継者であったはずのキリコ・キュービィーによって討たれたのであった。

クエント人のその後

クエントの爆発と運命を共にしたと思われたクエント人は、その瞬間に星雲『馬の口』の近傍にあるヌルゲラント?へと転送されていた。ヌルゲラントはクエントと似た環境と遺跡を有する、クエントの『双子星』とも言える惑星であった。

社会

クエントの唯一の都市は、遺跡『ゴモルの塔』のふもとに作られたゴモル市。不可侵宙域だが、ギルガメス/バララント両軍が少数だが駐留している。

ゴモル市にはクエント人がほとんどおらず、ゴモルの市政も交易などのために住むクエント人以外の者たちによって行われている。そのため劇中ではゲッコに連れられてゴモルに向かうキリコが『クエント人に会いたい』と話すと驚かれ、かつ呆れられるという描写がある。

だが、クエント人相手に商売しているゴモルの住人もクエント人への敬意はあるらしく、その後キリコを捕縛したハゼガーはクエント人がキリコを迎えにきたことを知りあっさりとクエント人(ル・シャッコ)に身柄を引き渡す(ただ、『のろし』を使いシャッコにキリコのことを教えたゲッコはシャッコから金をしこたまふんだくったらしいが)。

文明華やかなりし頃はクエント人の統一政府のようなものもあったらしいが、文明放棄後は多数の部族に分かれ、各々の集落で自治(たいていはは長老や族長を中心とした小規模なもの)を行うにとどまる。

クエントの主な産業は、前述のとおり『傭兵』と『クエント素子の輸出』。
傭兵は募集の都度、クエント独自の通信装置『のろし』により各地のクエント人へと告知され、希望者はゴモルにある傭兵センターへ集められる。
クエント素子の売買については劇中での明確な描写はないが、砂漠を渡る商人がいることから、定期もしくは不定期に集落を訪れる商人とクエント素子の売買を行っているのかもしれない。

劇中でのクエント

劇中ではキリコの存在に関わる謎がこの惑星で紐解かれるとともに、アストラギウス銀河を裏から動かしてきた神・ワイズマン?がこの星に存在していたことが明かされる。

(作成中)

クエント人

クエント人はこの惑星クエントで生まれ育ってきた人種である。知能や姿形は大きく変わらないものの、一般的なアストラギウス銀河の人種とは異なる部分がある。

身体的な特徴

クエント人の最も目立つ特徴は、体躯の大きさである。特に成人クエント人男性は、身長2メートルを超え筋肉質な肉体を持つ者が多い。
もうひとつの身体的な特徴は、通常のアストラギウス銀河の人類よりも二倍かそれ以上という長寿命である。
なお、200歳を超えたクエント人は集落から離れ、終日瞑想を行う。しかしクエント編?当時190歳だったテダヤが幻影篇では200歳を超えたはずなのに瞑想に入っていないことから、ヌルゲラントへの転移により当該のしきたりは途絶えた可能性がある。

性格は大人しく寡黙で、争いを好まない者が多い。傭兵センターのクエント人代表は『クエント人は拒まない。傭兵として知られてはいるが平和を愛している』と表現している。
しかしながら戦闘能力は高く、かつ従順な性格も相まって、クエント人男性は傭兵としてアストラギウス銀河各地で重宝されている。

クエント人女性については、本編中では姿形がそれほどはっきり描写されていない。ただ、キリコが『手を加えられた民』であるか判じるときクエント人女性たちがキリコの肉体に手を触れて何かを感応するか試している描写や、『幻影篇』で神の子誕生に立ち会った女性が産婦の腹部に手を触れると触れた箇所が光る描写があり、(全てかどうかは不明だが)クエント人女性には超自然的な力を持つ者がいることが推定される。

なお、『睡眠時間が短い』という特徴もある。

クエント人の文化

文明封印の結果、クエント人は惑星地表にあるあまたの『裂け目』の底で原始的ともいえる慎ましやかな暮らしを営むに至る。文明の利器を使うことをほとんどやめ、どころか文明、特に自らが住むクエントの古代文明との接触を戒めるように掟を作り、クエントの産業はクエント素子?と傭兵の輸出しかない、と言われるほどに質素な種族となった。

クエント人の暮らしぶりは、衣服は古風な貫頭衣、家は裂け目の壁面を穿って作ったもの、食器は土器らしきものや樹木をくり抜いて作ったらしきもの…と、3000年前まで高度な文明を持っていたとは思えない、ともすれば原始的にも見えるほどである。
ル・シャッコの話からすると、ほとんどのクエント人はあまり外界と接触することなく生涯を谷の底で送るようで、それ故なのか交通機関などは整備されていない。

クエント人は性的役割分担意識が強いらしく、劇中では男性が主に傭兵(ただし外伝では女性のクエント人傭兵も登場することがある)、女性がクエント素子?採集を生業としているようだ。特に遺跡内にあるクエント素子採集場は女性しか立ち入ってはいけないという掟まで作られている。

傭兵として優秀なクエント人だが、『この星では戦わない』という掟がある。恐らくは性格的な面からと、争いが文明の発展と異能者の誕生を促しかねないという面からこのような掟を作ったのかもしれない。また古代クエント文明の自動防衛機構?を目覚めさせないため、という面もあったかもしれないが、ヌルゲラント転送後も掟は継続している。
そのためか、クエント人の集落には(少なくとも近代的な)武器は存在しない。シャッコは槍や鉈を携行していたので、あるとすればそういった打突武器や刃物程度かもしれない。

傭兵とクエント、クエント人

優秀な傭兵としてのクエント人の歴史は、文明を封印した頃の約3000年前*1からとかなり長く、グラン?をして『アストラギウス銀河に戦争が続く限りあらゆる国家がクエントに足を運ぶ』と言わせている。ただ、傭兵の供出が盛んになった経緯は劇中の描写からは伺い知れない。

クエント人は文明を捨てたためか、多くのクエント人はATほどの高度な機械などに触れることがあまりない。ル・シャッコ?は傭兵になって初めて機械の操作を覚えたという(シャッコ曰く『便利な機械はあるが使おうとしない。ほとんどのクエント人は外の世界を知らずにいる』)。だがそれでも、各地の戦場でクエント人傭兵はAT乗りとしても名を馳せている。
恐らくだが、クエント人は相当機械や技術に対する適応能力が高いのではないか。それは文明を捨てた反面クエント人の作る『ベルゼルガ?』などのATが高い評価を受けていることが物語っているようにも思う。
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