ボトムズ脳になりかけている男が、独断と偏見で『装甲騎兵ボトムズ』劇中内用語について語ったり語らなかったり、アストラギウス銀河の世界観に関して妄想をぶちまけたりするWiki。

運命(劇中では主に『さだめ』と読まれることが多い)は、『装甲騎兵ボトムズ』の物語の根幹を成す最も重要な概念である。
主題歌のタイトルに『さだめ』が含まれるだけでなく、TV版の次回予告でも約14回使われており、『運命』がサブタイトルとなっいてる回もある。

運命(さだめ)の物語

ボトムズという物語において、そしてキリコ・キュービィーにとって、運命の軸になる存在が三つある。ワイズマン?ペールゼン、そしてフィアナである。

ワイズマンに操られる運命

ワイズマンによるキリコの運命への介入は、TV版の後半からとみられる。
フィアナとともにクメン?を脱出したキリコは謎の戦艦?により収容されサンサへと導かれるが、船籍も不明でギルガメス?艦ともバララント?艦ともつかないこの船は、おそらくはワイズマンが彼らを導くために遣わしたものであろう。ワイズマンの『眼』として働いていたロッチナ?がギルガメスからバララントへと鞍替えしてまで彼らを追い、さらにキリコを神の膝元であるクエントへと送り出したこともそれを物語っているように思える。
実際には、ワイズマンはキリコを後継者とするため、かなり以前からその運命を操っていた。後述するフィアナとの邂逅ですら、自らの手により運命づけられていたとワイズマンはうそぶいている。

皮肉なのは、それが明かされたのが、ワイズマンがそのキリコにより絶命させられる場においてであったことである。ただし、ワイズマンの影響はその後も彼を縛り続けることになる。

ペールゼンに翻弄される運命

ある意味ワイズマンによる操作よりも過酷な影響を与えたのが、ペールゼンによる介入である(ただし、これもまた神たるワイズマンの意向のひとつである可能性は多分にある)。
彼を250億分の1の遺伝確率で生まれる不死の個体、『異能生存体』と見做したペールゼンは、幼少時の彼を炎で焼いただけでは飽きたらず、火傷の跡もなく成長した彼を自らの戦闘集団に組み入れ、過酷な状況下に置いた。さらに彼のトラウマをほじくり返した挙げ句、護身のためとはいえキリコを一度射殺までしている(その後蘇生)。
なお、ペールゼンの支配下から脱した後も、終戦直前まで野心を持つ者により苦難は与え続けられた
痛覚や精神こそ常人並みではあるものの、どれほどの傷を負っても死なない存在であることは、キリコにとって『生き残ったことが幸運とは言えない』という状況しか生み出さなかった。後にキリコは神さえも騙し殺すほどの精神力を持つことにはなるが、そこに至るまでの苦痛の連続は、ペールゼンがきっかけと言っても過言ではないだろう。

フィアナが照らした運命

ワイズマンとペールゼンにより地獄に投げ込まれたキリコの運命は、フィアナによって救い出されたと言ってもいい。
確かにリドでの『素体』との遭遇は、戦争に翻弄されつづけたキリコにとって、終戦後の新たな戦いのきっかけともなった。彼女と邂逅してしまった(実際は『させられてしまった』)が故に、彼は素体の所有者であったギルガメス軍、そして素体を奪取した秘密結社?から追われる身となり、さらに秘密結社の手先となった素体自身からも襲われることとなってしまった。

しかし、幾度めかの素体との邂逅の末、彼らは運命的な結び付きを実感するようになる。キリコが無意識のうちに危機に陥った素体を『フィアナ』と呼んだのも運命的な結び付きのひとつの象徴であろう。
実際には、前述のとおり、フィアナとの出会いはワイズマンによって仕組まれたものであった。ワイズマンはキリコを愛や力への欲求を持つ『あたりまえの人間』に仕立てるため、フィアナとの出会いを手引きしていた。だがキリコは、ワイズマンの予想を超えて変貌していた。後継者の運命を定めようとしたワイズマンは、フィアナとの出会いにより運命をねじ曲げんとしたキリコの手により、その命脈を一度断たれることになった。

(編集中)
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