ボトムズ脳になりかけている男が、独断と偏見で『装甲騎兵ボトムズ』劇中内用語について語ったり語らなかったり、アストラギウス銀河の世界観に関して妄想をぶちまけたりするWiki。

第11話『逆襲』あらすじ

教会で何かに祈りを捧げる素体のもとに、イスクイ?ボロー?が現れる。キリコが生きていたことを告げ、パーフェクトソルジャーとして再びキリコを討てと命ずる二人。しかし、裏切らないはずの素体はそれを拒否する。

その頃、バトリング場を包囲していた治安警察?に、キリコは戦いを挑む。囮を放って油断させ、後ろから圧倒的な火力で襲うキリコ。予備機を持ったゴウトたち三人を伴ってバトリング場を脱出し、彼は治安警察本部へと向かう。

不可解な情緒反応にとどまらず、命令の拒否まで起こした素体は、ボローたちにより解析されようとしていた。パーフェクトソルジャーの素体たる彼女には戦闘に関わる学習(レクチャー)が施されているが、レクチャー以前にキリコと出会っていたとすれば、キリコに対する異常な情緒反応が生じるのではないか…と、ボローは推測する。
そして解析の結果、推測通りの事態が起こっていたことが明らかにされる。素体の記憶データを抜き出す装置を通じて素体の「誕生」以前の記憶を探索したところ、記憶の始点にキリコの映像が現れたのだ。素体は、「キリコによって誕生させられた」のであった。

意識の根底に常にキリコがいる、ということは、パーフェクトソルジャーにとって重大な瑕疵となる。イスクイは激昂し、素体を抹殺しようとするも、ボローから押し止められる。

解析を終えた素体は、再びキリコと戦うように命令される。彼女は拒否するものの、ボローは「キリコは殺さず、ATを行動不能にすればよい」と妥協する。結果、彼女は命令に応じ、専用ATに搭乗する。

ゴウトたちの用意した予備機に乗り換え、治安警察本部へ突入するキリコ。そこに再び、廃スタジアムで彼を襲ったATが現れる。またも激しく打ち据えられるキリコだが、相手のパイロットが動かなくなったキリコ機に近づいたところで、彼はパイロットに銃を突きつける。

例のATのパイロットは、素体こと「プロトワン」であった。キリコは一旦素体を捕縛するものの、すぐに縄を解く。どうやら素体にはキリコを殺す意思、どころか抵抗する気すらないらしい。そしてこのときキリコとプロトワンは、もはや敵同士という関係ではなくなっていた。

戦いをくぐり抜けたあとの、二人きりの時間。その中で、キリコは泥沼に引きずり込まれるような予感への怯えつつ、今までにないくらい「もっと生きたい」と願う。キリコ本人が驚くほどに…

一方、ウド市で事態を見守っていたロッチナ?は、キリコが素体を連れてウドを脱出すると見て、バッテンタイン?に対し軍の出動を要請する。

ウドを巡る事態は、大きく動こうとしていた…

解説

ノベライズ版の相違点

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