最終更新: sai_tei_yarou 2021年09月16日(木) 21:41:48履歴
第五次銀河大戦の末期、惑星ラザースの南380高地で、6体のロボトライブを率いる若き軍人、レイ・チャドラー少尉は、配下のロボトライブが休息中に続々と銀色の狼に咬まれるという奇妙な光景を目撃する。
直後彼は拘禁され、聞いたこともない『ガネシス』という謎の言葉に関して尋問や拷問を受ける。
半年後、すでに戦争も終わり、彼はメルキアの港町ハウで駆け出しの探偵として働いていた。しかしある日、尋問に参加していた謎の女、ミス・グレイから依頼が舞い込む。
その依頼とは、彼にとっても因縁深い、『ガネシス』について調査することであった。
それをきっかけに、彼はGeeをはじめとした戦友のロボトライブたちと再会する。しかし彼らは、人間の想定した範囲内の動作をするように作られたはずの存在であったはずなのに、人間にしか持ち得ない感覚や知性を獲得し始めていた。
軍、いや、その奥にいる『国家の息のかかった謎の組織』は、類人兵器の覚醒と反乱がアストラギウス銀河の文明の根幹に関わると考えていた。そして覚醒した類人兵器が口にする『ガネシス』が、重要なキーワードと考えた。
(その『組織』の手下である)ミス・グレイの元に集められたレイ・チャドラー小隊のメンバーは、ラザースへ再び赴くこととなった。ラザースでは、ギルガメス/バララント両軍の類人兵器が反乱を起こしており、レイ・チャドラー小隊の要にしてただ一人彼らの前から姿を消したロボトライブの『チーフ』が、類人兵器の反乱を指揮しているという。
軍出港時に家出ロビーのバフィが物騒なものを持ち込み強引に押しかける、というトラブルを経て、レイ・チャドラー小隊を中心とした調査隊はラザースへと赴く…
直後彼は拘禁され、聞いたこともない『ガネシス』という謎の言葉に関して尋問や拷問を受ける。
半年後、すでに戦争も終わり、彼はメルキアの港町ハウで駆け出しの探偵として働いていた。しかしある日、尋問に参加していた謎の女、ミス・グレイから依頼が舞い込む。
その依頼とは、彼にとっても因縁深い、『ガネシス』について調査することであった。
それをきっかけに、彼はGeeをはじめとした戦友のロボトライブたちと再会する。しかし彼らは、人間の想定した範囲内の動作をするように作られたはずの存在であったはずなのに、人間にしか持ち得ない感覚や知性を獲得し始めていた。
軍、いや、その奥にいる『国家の息のかかった謎の組織』は、類人兵器の覚醒と反乱がアストラギウス銀河の文明の根幹に関わると考えていた。そして覚醒した類人兵器が口にする『ガネシス』が、重要なキーワードと考えた。
(その『組織』の手下である)ミス・グレイの元に集められたレイ・チャドラー小隊のメンバーは、ラザースへ再び赴くこととなった。ラザースでは、ギルガメス/バララント両軍の類人兵器が反乱を起こしており、レイ・チャドラー小隊の要にしてただ一人彼らの前から姿を消したロボトライブの『チーフ』が、類人兵器の反乱を指揮しているという。
軍出港時に家出ロビーのバフィが物騒なものを持ち込み強引に押しかける、というトラブルを経て、レイ・チャドラー小隊を中心とした調査隊はラザースへと赴く…
- レイ・チャドラー
- 小隊長。戦時中は指揮をほぼ『チーフ』に依存するなど軍人もしくは指揮官としては能力的には疑問が残るが、隊員のロボトライブたちからは深く信頼されていた。
- 第五時銀河大戦時は少尉。その後除隊するが、ラザース調査行時に戻るかたちとなり、位階も中尉となる。
- Gee
- 運び屋
- ダムダム
- ブル
- キラー
- チーフ
- ロボトライブ
- 7400年代に実用化されたヒューマノイド。第五次銀河大戦では類人兵器としても導入され、ATや人間の歩兵に代わる主力兵器として使われた。ロビーとも呼ばれる。
- ロボトライブとはギルガメス側での呼び方で、バララント側ではニュードロイドと呼ばれる。基本的にロボトライブとニュードロイドのメカニズムやパーツには互換性がある。
- 詳細はロボトライブの項を参照
- 惑星ラザース
- 本作の冒頭と後半の舞台となる惑星。
- 荒野が大半で資源の乏しい惑星だが、いたるところに古代遺跡が顔を出しており、第五次銀河大戦より前は観光地だった。
- 第五次銀河大戦では戦略上の拠点としてギルガメスとバララントとの戦いの最激戦区のひとつとなった。
- 第五次銀河大戦後、ギルガメス/バララント両軍の類人兵器が反乱を起こし、独立を目指した。
- 神狼の丘(じんろうのおか)
- 第五次銀河大戦でレイ・チャドラー小隊が最後に戦った『南380高地』の現地名。
- 古に狼の頭と人の体を持った神が住んでいた、という伝説がある。
- レイ・チャドラーは、ここで『ロボトライブに次々と噛みつく銀狼』を目撃した。
- 終盤の舞台でもある。
- HPPR液
- ロボトライブ/ニュードロイドの体液と思われる液体。可燃性があるらしいこととネーミングからポリマーリンゲル液の類人兵器用もしくは発展型と思われるが、詳細は不明。
- 銀狼
- 南380高地に突然現れた銀色の狼。レイ・チャドラーの前でロボトライブを次々と噛んでいった。
- 超自然的な存在のように見えるが、噛まれたロボトライブには噛み跡が物理的に残っていた。
- 噛まれたロボトライブ/ニュードロイドは知性の獲得(メガブレインの自己組織化)が急速に進む。
- ハウ
- 惑星メルキアの都市。7516年当時ではメルキア第三の都市にして最大の港湾都市だが、戦災のダメージは大きい。
- 戦後レイ・チャドラーが自宅兼事務所を設けたのは『ヘクサゴン特区』という人工島にあるワンルームマンション(ワンルームマンションだが建物自体は300階ほどあるという)。
- CICC
- 電話や身分証やキャッシュカードや電子キーなどの機能を集約した情報端末。通称『カード』。
- 今で言うところのスマホ。
- マッビー
- 故障などで人間に危害を加えるようになったロビー(ロボトライブ)、マッドロビー、略してマッビー。
- マッビーを処理するための『ロビーシューター』も存在する。
- ガネシス
- 覚醒したロボトライブ/ニュードロイドが口にし始めるという謎の言葉。ミス・グレイによると、アストラギウス銀河の言語には存在しなかった言葉だという。
- 覚醒した類人兵器は『ガネシスとは何か?』と人間に問うたり、ガネシスという言葉をうわごとのように繰り返すことがある。
- ガネシスという言葉の何たるかついては、『覚醒した類人兵器が人間に問う存在意義』の一つの答えとともに、物語の最後に明かされる。
(以下作成中)
- 7500年代のアストラギウス銀河も、300年前と同じで人命の価値は限りなく低いとか
- ロボトライブと人間の兵士の戦力比は1/8〜1/10
- ロボトライブ以前は歩兵1分隊8〜10人、3分隊で1小隊だったが、ロボトライブ導入後は分隊が廃止、ロボトライブ6〜8人+人間の将校1人で1小隊。
- 冒頭の舞台はメルキアの『ハウ』という港町
- 劇中に『オレモタビール』登場。オレモ『ダ』ビールじゃないのね
- ロボトライブのメガブレインはエキスパートシステムの発展系、とのこと。ただし『覚醒』したロボトライブのメガブレインは自己組織化されるという。
- アストラギウス銀河では12000年ほど前に『神の書』(もしくは『聖書』)が編纂されているという。
- また劇中で人間が『楽園を追放』されたことをにおわせる場面があり、それが『神の書』の記載内容からきた話だとすると、その『神の書』は旧約聖書と似た内容を扱っている可能性がある。
- 7500年第のバララントには『プロンテス級』という巡洋艦があるらしい
- アストラギウス銀河にはフットボールが存在しているよう。
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