2010年にイベント上映され、2011年にソフトとして発売されたOVA。タイトルにボトムズとはつくが、
装甲騎兵ボトムズシリーズの舞台のアストラギウス銀河とはまた別のパラレルワールドと思われる世界
*1を舞台にした異色作。監督はペールゼン・ファイルズなどで作画監督を勤めた重田敦司氏。
元となった『装甲騎兵ボトムズ』とは逆で、割と素直で時に熱い青年を主人公に据えた冒険活劇ではあるが、登場するメカの『アルトロ』(At)がボトムズの
ATを踏襲したような『人間の体長のだいたい二倍くらいで数多のギミックを備えた二足歩行機械』であるのは当然として、結構細かいところでボトムズを感じさせる要素が多い。
メカニックは基本的に(ペールゼン・ファイルズ以降のボトムズと同じく)CGで描写されるが、
幻影篇?や
孤影再びよりも陰影が少なく、よりアニメ調の強い表現となっている。