最終更新: sai_tei_yarou 2017年02月23日(木) 15:55:28履歴
AT乗りとは、その名の通りAT(アーマードトルーパー)に乗るパイロットのことである。
ギルガメス/バララント両勢力が疲弊した百年戦争末期に登場したATはあっという間に主力兵器となったが、投入されたおびただしい数のATには、当然ながら同じ数だけAT乗りが乗っていた。
アーマードトルーパーの項の繰り返しとはなるが、ATという兵器は、運用の柔軟性と機動性、そして数で戦いを変えていった。しかし反面、それは搭乗者のことをほとんど考えていない過酷な兵器であった。あてにならない装甲、弾に当たれば往々にしてポリマーリンゲル液が誘爆し、宇宙空間でも使用されるのに生命維持は機体ではなく耐圧服?に依存、機種によっては劣悪な居住性…なのに送り込まれるのは最前線である。
ただでさえ兵士(それも戦時中の)というと荒事ならお手の物、という印象なのに、この上なく危険な兵器に体を預けつつ日々敵と対峙するAT乗りはさらに荒むこと請け合い。そんな彼らが自他問わず『最低野郎』と呼ばれるのは、無理からぬことなのかもしれない。
外伝含むボトムズ劇中では意外にも軍隊のAT乗りに関する描写は多くないが、ここでは、そんな中から垣間見えるAT乗りの実情について探ったり考えたりしてみる。
ギルガメス/バララント両勢力が疲弊した百年戦争末期に登場したATはあっという間に主力兵器となったが、投入されたおびただしい数のATには、当然ながら同じ数だけAT乗りが乗っていた。
アーマードトルーパーの項の繰り返しとはなるが、ATという兵器は、運用の柔軟性と機動性、そして数で戦いを変えていった。しかし反面、それは搭乗者のことをほとんど考えていない過酷な兵器であった。あてにならない装甲、弾に当たれば往々にしてポリマーリンゲル液が誘爆し、宇宙空間でも使用されるのに生命維持は機体ではなく耐圧服?に依存、機種によっては劣悪な居住性…なのに送り込まれるのは最前線である。
ただでさえ兵士(それも戦時中の)というと荒事ならお手の物、という印象なのに、この上なく危険な兵器に体を預けつつ日々敵と対峙するAT乗りはさらに荒むこと請け合い。そんな彼らが自他問わず『最低野郎』と呼ばれるのは、無理からぬことなのかもしれない。
外伝含むボトムズ劇中では意外にも軍隊のAT乗りに関する描写は多くないが、ここでは、そんな中から垣間見えるAT乗りの実情について探ったり考えたりしてみる。
たいていのAT乗りは、軍の機甲部隊に配属されることでAT乗りとなり、AT取扱いのノウハウを得るものと思われる。
その前にまず軍に入らなければならないわけだが、ペールゼン・ファイルズでコチャックが『除隊するにもカネが貯まらねぇ』と話しており、もしかするとギルガメス軍では徴兵制ではなく志願制(すべて職業軍人)なのかもしれない。
なおコチャックは軍への入隊以前は『AT開発の技術部』にいたという。それがメーカ*1なのか軍もしくは国防省などの政府機関下にある開発組織なのかは不明。
ATを取り扱い始めた新兵の訓練などについても、劇中ではあまり描かれない。ただ、小説版孤影再びでは、まずAT乗りはPRL(と、安定剤たるRCL)の取扱いを叩き込まれると記述されている。
PRLの取り扱いについては、ペールゼン・ファイルズの訓練シーンでも訓練の一環として描かれている。
ギルガメス軍に入隊できるのは16歳ごろからのようだ。キリコ・キュービィーやザキの入隊もおおよそ16歳ごろである。
その前にまず軍に入らなければならないわけだが、ペールゼン・ファイルズでコチャックが『除隊するにもカネが貯まらねぇ』と話しており、もしかするとギルガメス軍では徴兵制ではなく志願制(すべて職業軍人)なのかもしれない。
なおコチャックは軍への入隊以前は『AT開発の技術部』にいたという。それがメーカ*1なのか軍もしくは国防省などの政府機関下にある開発組織なのかは不明。
ATを取り扱い始めた新兵の訓練などについても、劇中ではあまり描かれない。ただ、小説版孤影再びでは、まずAT乗りはPRL(と、安定剤たるRCL)の取扱いを叩き込まれると記述されている。
PRLの取り扱いについては、ペールゼン・ファイルズの訓練シーンでも訓練の一環として描かれている。
ギルガメス軍に入隊できるのは16歳ごろからのようだ。キリコ・キュービィーやザキの入隊もおおよそ16歳ごろである。
ウド編で描かれたウドのバトリング場の選手たちは、新入りとして訪れたキリコに、まるで値踏みするように従軍時の階級を訊いていた。このことから少なくとも、ウドのバトリング場の選手の大方は元軍人であろうことがわかる。
また、機甲猟兵メロウリンクでも、元プランバンドール機甲大隊のギャルビン・フォックスがバトリング選手として名を馳せていた。
バトリングもAT同士のぶつかり合いであり、白兵戦オンリーのものだけでなく重火器アリのリアルバトル、果ては実戦さながらに行われ死人が出ること前提の闇バトルまである。だが、一部の元軍人のAT乗りからすると、バトリングも『ただの遊び』レベルでしかないという。
また、機甲猟兵メロウリンクでも、元プランバンドール機甲大隊のギャルビン・フォックスがバトリング選手として名を馳せていた。
バトリングもAT同士のぶつかり合いであり、白兵戦オンリーのものだけでなく重火器アリのリアルバトル、果ては実戦さながらに行われ死人が出ること前提の闇バトルまである。だが、一部の元軍人のAT乗りからすると、バトリングも『ただの遊び』レベルでしかないという。
※テクニックと謳ってみたが、ATの挙動はミッションディスクによっても制御されており、下記の挙動がAT乗りによるものでなくミッションディスクにプログラムされ自動的に発動している可能性があることをご了承頂きたい
- 降着を使った着地
- 高所からの着地時に降着機構を作動させ着地の衝撃を逃す技。ギルガメス/バララント両軍のATともにこのテクニックを使っている。基本中の基本と思われる。
- アームパンチを使った空ソリッドシューターの射出
- サンサ編?のバララント宙域(宇宙空間)で、バララントのAT隊と戦うキリコが使った技。撃ち尽くした空のソリッドシューターを持ったままアームパンチを作動させ、その力でソリッドシューターを標的にぶつける。
- ペールゼン・ファイルズではゴダンが宇宙空間ではなく重力下でこの技を使った。地上でもできるんかこれ…
- 他にもサンサ編のサンサ不時着後、キリコが撃ち尽くした空ソリッドシューターを鈍器として使うシーンがある。撃ち尽くした空ソリッドシューターは殴りつけるもの。
- 有視界モードでの携行武器を使った攻撃
- ブースタンド
- ターンピック両サイド作動によるブレーキング
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