ワイヤー付きの射出式アンカー「ザイルスパイド」
*2を装備している。ザイルスパイドを用いて、前方の障害物にアンカー(ハプーネ)を打ち込み巻き取ることによる平面での高速移動、高所や天井にアンカーを打ち込むことによる立体的機動が可能である。また、ザイルスパイドのアンカーの先にパラシュートを接続することで、パラシュート降下にも対応する。
エルドスピーネの左腕はザイルスパイド射出部を介して胴体と接続されており、そのため左肩が横に大きく延長されたような、左右非対称のシルエットとなっている。
頭部のセンサは、内側にギアのついた丸い枠の中を歯車のついたセンサが移動する、という複雑で特徴的な設計である。
腰部のいわゆるスカート部分は他のATと異なり、金属製の装甲板ではなく、皮のような軟質の素材が用いられている。軟質スカートはザイルスパイドや歯車式センサとあわせて、エルドスピーネの外見上の大きな特徴を成している
右腕にはアームパンチが備わっており、アームパンチ時にはナックルガードのようなものが展開される。左腕には小さなシールドも装備されている。
広大な森の中にあるアレギウムの不整地に対応するためか、足にはトランプルリガーを装備する。
赫奕たる異端に登場したエルドスピーネと、
幻影篇?や
孤影再びアニメ版に登場したエルドスピーネとでは、頭部の形状が異なる。
赫奕たる異端では頭部が丸みを帯びており、扁平なヘルメットもしくはベレー帽のようなスタイルだったのに対し、
幻影篇?以降では角張っており、前面から見たシルエットが「凸」形に近くなっている。
ボディカラーはサンドベージュが主だが、
孤影再びアニメ版ではテイタニアがピンクのエルドスピーネを駆っている。