ボトムズ脳になりかけている男が、独断と偏見で『装甲騎兵ボトムズ』劇中内用語について語ったり語らなかったり、アストラギウス銀河の世界観に関して妄想をぶちまけたりするWiki。

第14話『アッセンブルEX-10』あらすじ

熱帯雨林の中を悠然と、曲がりくねりながら流れる川。その川を行く舟に、三カ月前のウド?崩壊を生き残ったキリコ・キュービィーはいた。うだるような暑さの中彼が乗せられているのは、クメン?王国奥地にある傭兵基地行きの舟。未だに軍に追跡されていたキリコにとって、内乱の続くクメンは都合のいい逃亡先であった。
基地へ向かう傭兵どもに、現地民のゲリラ「ビーラーゲリラ?」は情け容赦ない洗礼を浴びせる。鬱蒼としたジャングルから降り注ぐ銃弾の雨。傭兵どもが銃で応戦する中、キリコは火炎放射器を持ち、茂みを焼き払う。

一方、ビーコンでキリコを追跡していたはずのメルキア軍は、監視システムの不調によりキリコを一時見逃していた。キリコが逃げ込んだクメン王国は、内乱を抱えているだけでなく、メルキアの連邦政府とも紛争を続けていた。ロッチナ?バッテンタイン?にとっては、この上なく面倒な状況…待つことしかできない、という有様であった。

傭兵基地「アッセンブルEX-10?」に到着したキリコは、身体検査の後、ウド脱出後当地で商いをしていたゴウト?と再会する。ゴウトは基地の武器の仕入れを一手に担っており、「クメンの運命を握る大ブルジョア」にまでなっていた。

しかし再会も束の間、キリコはスパイ容疑で突然逮捕されてしまう。体に衛星監視用ビーコンが埋め込まれていることが、身体検査で明らかになったためだ。ビーコンの除去後、彼はカン・ユー?大尉から拷問を受けかけるが、そこにゴウトとゴン・ヌー?将軍が現れる。
事情を酌んだゴン・ヌーは執務室でキリコから経緯を聴取するが、PSを見た、という情報に興味を示す。キリコのスパイ容疑は晴れたものの、ゴン・ヌーは何か企むような、不敵な笑みを見せる。

その夜、キリコはゴウトに連れられてニイタンのある酒場を訪れる。店の名はファンタムクラブ?。そこに待っていたのは、バニラ?ココナ?であった。ウド以来の再会を喜ぶ四人だが、そこにゲリラによる攻撃が押し寄せる。たまたま居合わせたカン・ユーはアッセンブルの兵員を基地へ戻し、ゲリラ掃討のため出動する。

カン・ユーの指揮下に入ったキリコは、カン・ユーから単独で敵の注意を逸らさせるように命令される。無謀な命令であったが、カン・ユーは「ビーラーの手強さを確かめるんだな!」と意に介さず、さらに数機と戦闘するキリコを放っておき助けない始末(そしてそんなことをしている間に包囲されてしまい、隊を攻撃に曝してしまう)。

そんなキリコの目の前に、異様な勢いで迫る青いATが現れる。キリコの攻撃を圧倒的な反応速度でかわす機体…キリコはそれを見て、乗っているのはフィアナだと確信する。
突然開かれるコクピット。対峙する青いATにキリコはその身と顔を晒し叫ぶ…「やめろ!俺だ!」と。

ATは、キリコの叫びに応えず、無情にもキリコのATを叩き潰す。しかし、キリコの確信は揺るがなかった。

解説

ノベライズ版の相違点

リンク

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