ボトムズ脳になりかけている男が、独断と偏見で『装甲騎兵ボトムズ』劇中内用語について語ったり語らなかったり、アストラギウス銀河の世界観に関して妄想をぶちまけたりするWiki。

第1話予告(「BRIEFING II」収録)

眠りは、質量のない砂糖菓子
脆くも崩れて再びの地獄
懐かしや、この臭い、この痛み
我はまた生きて在り
炎に灼かれ、煙に咽せて
鉄の軋みに身を任せ
ここで生きるが運命(さだめ)であれば
せめて望みはぎらつく孤独
「装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端」第一話 「回帰」

…鉄の棺の蓋が開く。

第1話『回帰』あらすじ

アストラギウス暦7247年。
再開戦から32年が経過し、ATの姿形こそ変わらないものの、兵士の消耗率の高さから負傷兵の運搬技術は高まり、コールドカプセルが用いられるようになっていた。
その負傷兵の入ったカプセル群の中に、その年代のものとは異なる形状のものが紛れ込む…それは再開戦時、コールドスリープに入ったキリコ・キュービィーフィアナの入ったカプセルであった。
惑星マナウラ軌道上の「コンプラント」にて、業者により蘇生処置が行われたキリコとフィアナであったが、フィアナは蘇生不良状態となり、その上キリコから引き離されてしまう。

マーティアルの聖地・アレギウムの長老会議は、マナウラのモンテウェルズ枢機卿に特使を遣わす。彼はソノバ議定書により「触れ得ざる者」とされていたキリコが蘇生したことをモンテウェルズに伝え、回収ポイントの教区の責任により、キリコ蘇生を信仰に導くか抹殺せよと迫る。アレギウムの陰謀ではという声も出る中、モンテウェルズは類人兵器化された娘・テイタニアを、その能力の示威のため、キリコの元に遣わすことにする。

蘇生されたキリコを追いコンプラントを訪れたテイタニアは、数々の妨害を難なく排除し、キリコと相まみえる。しかしキリコは、蘇生直後で自由の利かない体に鞭打ちつつ追跡から逃げまどう。その後ATを確保しなんとかテイタニアに反撃するキリコだが、テイタニアもまたフィアナと同じく、ただの人間ではないことを知る。そしてテイタニアは自らをパーフェクトソルジャーではなく「ネクスタント」である言い、そしてマーティアルの「秩序の盾」であると告げる。

その頃、彼らのいるコンプラントは、二人の戦闘による可燃性の液体(おそらくPRL?)の爆発により、危機に陥っていた…

次回(第2話)予告

荘重なる欺瞞、絢爛たる虚無
武を謳い、秩序を司って七千年
不可侵宙域にあって銀河を睥睨(へいげい)する大伽藍が
新たなる主を求める
<ドゥ・オステ・オワグーラ・クレ・ヤシディーロ>
<グラッツィ・ミト・モメンダーリ>
「装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端」第二話 「アレギウム」

…黄金の脳髄が脈動する。

赫奕たる異端第2話

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